みかん話  

☆★☆★☆★ 目次 ★☆☆★☆

(1)みかんのルーツ       

(2)極早生温州”日南一号”  


(3)みかんの効用(β-CRP)  


(4)クエン酸サイクル      


(5)「毎日くだもの200g運動」 

 


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(1)温州みかんのルーツ:
  みかんの代表種「温州みかん」は日本の代表的な柑橘です。中国名を冠しているが、400年前に鹿児島県
  長島で偶然発見された品種で、種がなく手で簡単に皮を剥けるので人気がでた。各地で品種改良が進み、
  1975年には366万トン以上も生産された。最近は食生活の多様化で120〜140万トンが出荷されている。


(2)極早生温州”日南一号”:
  
温州みかんには普通種、早生種と極早生種の三種類があります。極早生種の代表である日南一号は温暖
  な地の利を生かした特産品です。宮崎のみかんは9月の露地みかん出荷(計画・日園連資料)では日本一
  の生産量を占めています。1979年日南市東郷町の野田明夫氏が、既存の興津早生から優れた枝を見つけ、
  その枝から苗木を作り普及しました。1989年に品種登録された新しい品種です。              


(3)みかんの効用(β-CRP):
  みかんにはビタミンCが豊富に含まれ、温州みかんでは100gで約35mgあり、三個食べれば一日所要量
  を摂取できる。その他にβ-カロチンや最近注目のβ-クリプトキサンチンが豊富なことだ。 このβ-クリプト
  キサンチンは発がん抑制の効果があると確認されている。(1998年独立行政法人果樹研究所) 
  温州みかんには一個当り1〜2mgが含まれ、グレープフルーツ等他の柑橘類の60倍以上含まれている。


(4)クエン酸サイクル:
  
クエン酸がみかんの酸っぱさの基で、クエン酸は血液をサラサラにし栄養の吸収を高め、抵抗力を高める
  作用がある。みかんは100g当り1gのクエン酸が含まれている。ブドウ糖が細胞内で燃焼してエネルギー
  が生まれる。この時の燃えかすが酸性物質で、これが体内に溜まると、疲れの原因となる。ここに登場する
  のがクエン酸サイクル。クエン酸は酸性物質と結合し、さまざまな酸に変化してまた戻る。このサイクルに
  より酸性物質は減少、疲れを取ってくれると云う。(安田和人 教授/女子栄養大学大学院)